本社システムと支社システム、得意先別のシステムなど、大きな仕組みは同一ですが、ビジネスロジックの違いやデータは別管理する必要があり、ライブラリを分けて同名プログラムやファイルを格納し、切り替えて対応するといった場合があります。このようなライブラリが複数あり組み合わせが綺麗に独立したものになる場合は、その組み合わせでリポジトリを別々に作ることで対応できます。只、この方法では、様々な条件によってライブラリの組み合わせが変わる場合において、リポジトリをそのパターン数分作る必要がでてきます。このような場合は、以前当ブログで別の用途でご紹介したアプリケーションエリアで対応できます。






アプリケーションエリアルールでライブラリを複数登録することでグルーピングできます。X-Analysisではオブジェクトとソースメンバーは紐付いているので、オブジェクトライブラリでグルーピングすればソースもグルーピングされたことになります。(同時に同名ソースメンバー名に対応している)

オブジェクトが無い、バックアップ等のソースメンバーはこの時点で含まれなくなるため、余分な分析から外したいソースも結果的に外れた状態となります。

同じライブラリを複数のアプリケーションエリアに登録可能なため、あらゆるライブラリの組み合わせパターンに対応できます。






以前、公開したアプリケーションエリアの紹介ページでは業務視点でのルールでグループ分けする使い方を記載させていただきましたが、このように様々な応用が可能です。

このような同名オブジェクトやソースメンバーがあると解析できないツールがありますが、X-Analysisはこのような解決策を持っています。

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