IBM i の仕様でアプリケーション資産を例えば別の区画、マシンに移送した場合、オブジェクトの最終使用日や使用日数の情報はクリアされます。
この仕様により、ユーザーは稼働オブジェクトを把握しにくくなり影響を受けますが、X-Analysisでは移送前の資産の最終使用日や使用日数を保持できます。
この機能では、以下のような場合に対応することができます。
- マシンリプレース時の旧マシンの稼働情報を新マシンのX-Analysisで参照、更に分析の軸として使用したい。
- X-Analysisを導入していないマシン、区画のアプリケーション資産をX-Analysis導入区画に移送し、移送元の稼働情報で分析したい。
- 本番環境と開発環境のオブジェクトに差異は無いため、本番環境にはX-Analysisを導入せず、開発環境のオブジェクト情報に本番での稼働情報を付け加えたい。
特徴
- 複数の区画・筐体の稼働情報を保存し、切り替えることができます。
- 稼働情報である「最終使用日」、「使用日数」の他、「変更日、「作成日」も保存切替可能です。
また、応用としてアプリケーションエリア機能において、オブジェクトの選択条件に稼働情報や更新・作成日も使用できるため、切り替えた使用日数などで、グルーピングしたり、区画・筐体を横断した最小値、最大値で絞り込むことも可能です。
複数の区画・筐体の中にまたがって存在するオブジェクトの稼働状況を様々な角度で調査することが可能です。(関連記事)
X-Analysisで何ができるのか?をご覧頂けます!
機能、料金などを含めたPDFです。
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活用シーンを含めた事例集です。
御社の導入検討に是非お役立てください。
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