IBM i (AS/400)におけるプログラムオブジェクトの呼び出し関係と、呼び出し先プログラムオブジェクト毎のファイルアクセスの関係をジョブフローのように流れ図化したものです。

特徴

プログラム呼び出し構造表示

プログラムオブジェクトの呼び出し関係を子、孫、ひ孫・・・と全てフロー化します。
CLP、CLLEしかトップにできないということはなく、任意のプログラムオブジェクトをトップにしてダイアグラム化することができます。

呼び出し関係はCALL及びSUBMIT命令を元に解析していますが、親プログラム内で同一のプログラムを複数呼び出ししている場合、その回数分表示されます(流れ図の役割)。


変数を使ったプログラム呼び出しにも対応しています。(動的対応)
同一プログラムメンバー内で変数設定している場合、ソースコード解析により、変数にセットされているプログラムIDでダイアグラム化します。

さらに、コントロールファイルを用いて、呼び先プログラムを条件コードなどで切り替えている場合、そのコントロールファイルをリポジトリ解析時に動的解析対象として設定することで、ダイアグラム化することができます。


ファイルアクセス関係表示

ダイアグラムにおける各プログラムのアクセス先ファイル及び装置ファイル、データエリアなどを表示します。
CLP、CLLEをトップにしてダイアグラム表示した場合、ファイルアクセスをそのCLP、CLLEにおけるOVRDBFの設定内容で表示切替することができます。



逆順ストラクチャーチャート

プログラムの呼び出し先から、呼び出し元を遡った関係を表示します。
プログラムオブジェクトの呼び出し関係をひ孫、孫、子、親と逆展開でフロー化します。