ソーススキャン機能とは

ソース行の文字列検索は、汎用的なニーズで使用頻度の高い機能であるため、IBM i の純正機能や、3rdベンダーの様々なツールに実装されています。
この文字列検索の悩みは、検索者の望まない余計な検索結果がでてくることにあり、作業効率にも影響します。
X-Analysisのソーススキャン機能では、この問題の解決のため文字列検索手前で対象を絞り込む機能が豊富です。

まず、基本的なソーススキャン機能の使い方をご紹介します。




検索テキストには、複数文字列の検索が可能で「AND」「OR」条件の指定が可能です。(2バイト文字の指定も可能)




結果は193件でした。
では、検索対象の絞り込みをしてみましょう。




アプリケーションエリアを指定します。(アプリケーションエリアの詳細はこちら
業務サブシステム単位での絞り込みや、稼働オブジェクトのソースのみを対象にする等、アプリケーションエリアをあらかじめ作っておくことで柔軟な絞り込みが可能となります。




結果が3件に絞り込まれました。




アプリケーションエリア「ORDER」で1件のオブジェクトのみに絞りこまれているからです。
実際には、ユーザーの指定により、複数の業務サブシステム単位のオブジェクトや稼働オブジェクトが複数格納されているため、余計なソースを外すことが可能となります。
アプリケーションエリアは、オブジェクトで絞り込むため、バックアップソースメンバーなどが紛れ込まない利点もあります。

また、ライブラリ指定やソースファイル指定など、簡単な絞り込みはアプリケーションエリア無しで可能です。




更に、ソースメンバーのワイルドカード指定、ソースの種類の指定も可能となっています。




アプリケーションエリアによるオブジェクト絞り込みとソーススキャン機能のソースメンバー対象絞り込み機能をうまく使い分ける、双方を組み合わせることで、余計な検索結果を除去できることをご理解いただけましたでしょうか?

尚、結果はEXCELなどにワンクリックで出力可能です。

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