本社各拠点及びグループ企業複数社を含めた「10以上」の同一マシンの複数論理区画(LPAR)で活用。ライセンスは「1本」のみで費用対効果抜群。
積水化学工業では、長年利用されてきたIBM i 上の主要生産管理システムが、これまで工場毎にそれぞれの開発・運用が行われ、システム全体像を示す開発ドキュメントがなくブラックボックス化していました。
また、工場システム担当者の高齢化・属人化対策も急務でした。
この解決のために導入されたX-Analysisは現場作業への貢献に留まらず、X-Analysisで作成したガイドラインを基にグループの各カンパニー間での技術者交流会も開催され、問合せ調査・トラブル対応時の活用事例を収集して共有出来、より充実度の高い開発業務へと意識変化が起こっています。
さらに、X-Analysisが提供する可視化環境は、運用ガイドラインの整備に加え、作業内容継承の役割も担っています。
X-Analysisにより自動解析された情報は、システムを俯瞰的な視点で評価する目的としても役立っているため、これまで積水化学工業での開発経験が少ない技術者でも、新たに参画した場合には、X-Analysisの解析情報より抽出されたドキュメントが引き継ぎ書の役割を果たし、そのビジネスの即戦力的な効果を引き出すことに成功しています。
積水化学工業の情報システム部のモダナイゼーションポイントは、全国に散らばった各工場といった特定の場所と、各工場担当のベテランの頭にあった知識の開放です。
これにより、どこからでも各工場のメンテナンスが統一された情報システム体制で実施できるようになりました。
X-Analysisによりもたらされた、この仕組みは更に新しい人材への技術継承基盤としても活用されています。
さらに、X-Analysisのライセンス体系である、IBM i物理サーバー1台に対する課金ポリシーは、接続クライアント数やLPAR数に対する課金が無いため、コストメリットを最大に生かしたソリューションの提供を可能としました。
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