年に「数回」しか使えなかった解析ツールから「毎日」使えるX-Analysisに乗り換え。
影響範囲調査では、以前は1フィールド当たり「20~30分」かかったが、X-Analysisの『変数使用箇所』機能を使うことで、わずか「数秒」で完了

事例|株式会社石川県農協電算センター ~フリーフォームRPGに対応したアプリケーション可視化・影響分析ツールを導入

株式会社石川県農協電算センターは石川県の16のJA(農協)、連合会、その他関連団体・会社のシステム開発・運用を担うオンリーワン企業としてITサービスを提供されています。 この度基幹業務を支えるIBM i (旧AS/400)の開発ソフトウェア基盤としてX-Analysisを全面採用されました。過去数年他社製品をご利用されていましたが、ソース検索ツールに過ぎない状態になり、X-Analysisへ切り替えをされました。

X-Analysisは、ソースコードとオブジェクト双方を解析し、アプリケーションの構造とその構成要素、関係性、フローダイアグラムなどを可視化できる唯一のツールであり、なにより他社製品では対応していない、FFRPG(Free Form RPG)に対応できる点が導入の決め手となりました。
また、石川県農協電算センター様では、日々の開発・改修作業が発生した場合、その都度、影響範囲を調査します。
たとえばフィールド属性の変更作業における影響範囲調査では、以前は1フィールド当たり20~30分を要していましたが、X-Analysisの『変数使用箇所』機能を使うことで、わずか数秒で完了できるようになり、調査時間は大幅に短縮されました。
更に調査対象ファイルがどのプログラムで、どのように使用されているかを、以前はソースコードを検索しながら抽出されていましたが、現在はX-Analysisにより、一目で確認できるようになっています。

最後に、従来はプログラム修正仕様書のファイル相関図をExcelでその都度書いていましたが、X-Analysisのデータフローダイアグラムで出力したスクリーンショットを添付するだけの運用に変わったため、仕様書作成に要する時間も大幅に短縮されています。
石川県農協電算センター様では今後、日常的な改修作業だけでなく、資産の棚卸しという観点でもX-Analysisを活用していく計画です。
基幹システムの今後の方針を考え、現状の資産を今後どのぐらい継承し、活用していけるかを判断していく情報入手の手段としても、X-Analysisは有効なツールとして活用されることとなっています。