レガシーアプリケーションの可視化によるオープン系若手エンジニアの技術継承を実現
1927年創業の新川電機様は品質・生産性・自動化・省力化・環境保全・安全性が求められる産業界のあらゆるシーンに貢献するトータルエンジニアリング企業です。
同社の情報化の推進は、1991年のHPE社製コンピュータの導入が最初でしたが、ダブルバイト対応が十分ではなく、アプリケーションやデータに日本語を用いることができなかったため、1999年にIBM のミッドレンジコンピュータである IBM i (旧AS/400)へ移行しました。
近年、IBM i はバックオフィスシステムの役割を担っていますが、ビジネスの変化に合わせて変更・新規開発が多い営業管理・支援などのフロントシステムはintra-mart(NTTデータ イントラマート)でオープン化され、相互にデータ連携を行って稼働しています。
必然的にオープン系エンジニアの比率が高まり、IBM i の専任エンジニアは1名となりましたが、オープン系エンジニアもデータ連携のためにIBM i 側のアプリケーション仕様を理解する必要があることと、将来的にはIBM i アプリケーションを維持・管理するための技術継承が必須であるため、2020年9月に、その解決策としてX-Analysisの導入と利用が始まりました。
採用のポイント
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JavaScript等のオープン系開発言語を手掛けてきた、若手のシステム担当者が、X-Analysisを利用してIBM i 上のアプリケーションの構造解析、データフローの確認ができる。
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システム全体の可視化が進むことで、技術継承先の担当エンジニアにシステムの中身を正確に伝えることができる。
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IBM i エンジニアのサポート無しに、連携アプリケーション開発のスピードの向上が期待される。
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上記により、オープンプラットフォームに移行するより、IBM i 継続利用の方がコストパフォーマンスが良くなる。
お客様の声
IBM i 導入時より担当するベテランとオープン系言語で育った若手の間で、X-Analysisという共通環境を通じて情報共有が進み、オープン系のシステムからIBM i のデータベースに直接アクセスするプログラムの修正や、新規アプリケーション開発の効率化とスピードアップを実現する事ができました。
中根 寿 様
情報システムグループ長
X-Analysisで何ができるのか?をご覧頂けます!
機能、料金などを含めたPDFです。
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活用シーンを含めた事例集です。
御社の導入検討に是非お役立てください。
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