X-Analysisは解析ツールであるため、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールと同じく、基本的にユーザーが直接情報を変更、加えることはありません。
只、一部には変更・追加の機能があり、その中の一つが注釈機能です。
注釈機能を用いれば、X-Analysisの解析結果に対して、仕様や改修履歴情報などを記述し、他のスタッフと共有することができます。
これは、改修時に習慣づけることで確認時の作業効率と精度向上に役立つとともにリポジトリを現行システムの知識データベースとして蓄積し活用していくことにつながります。

特徴

注釈を追加できる対象

  • プログラム
  • ファイル および 装置ファイル
  • ファイルフィールド
  • ビジネスルール
  • アプリケーションエリア
  • これら5種類の対象に対して別々の注釈画面で入力することができます。

     
    注釈画面テンプレートの編集機能

    注釈画面の項目はユーザーが任意に設定することができます。
    目的に応じて様々な設定を行うことが可能です。






    注釈画面入力と参照方法

    注釈を入力するには、各チャートやリスト機能で表示されたオブジェクトを右クリックし、表示されたメニューで「注釈」を選択すると下記の入力画面がポップアップ起動します。
    入力されたオブジェクトには各チャート、リスト機能においてノート型のアイコンが表示されます。
    以降、このアイコンをクリックすることで参照や追加入力ができるようになります。





    別々の注釈画面項目設定

    以下はファイルの注釈項目です。
    前出のプログアムの注釈項目と違う設定がされていることがわかります。