X-Analysis のリポジトリは、複数に分散したシステム毎に作成することが可能です。
差異分析は、リポジトリ同士を比較し、オブジェクトのカタログ情報の違い、オブジェクトの関連性の違い、ソースコードの行レベルの違いなどを抽出し、システム間の差異を明確化し、アプリケーションリソースの統合などに寄与します。
下図は、本社システムと、そのシステムの派生である独立した国内・国外拠点のリソースのイメージです。
それぞれのリソースをリポジトリ化することで、様々な違いを抽出することが可能です。






また、別の使い方の例として、システム改修前のリポジトリを保存しておくことで、改修後のリポジトリのアプリケーション、データベース、ファイルおよびプログラムの差異を解析し抽出することもできます。
外注先からの改修ソースコードやオブジェクトをシステム反映後、このチェック作業を行うことで、依頼内容の範疇と実際の改修作業範囲が、合致しているか確認できます。


特徴

リポジトリ間の差異分析の準備

比較元と比較先のリポジトリを設定し、3つの解析オプションを選択するだけで、X-Analysisが差異情報を抽出します。




差異分析結果の表示

抽出内容は、細やかにリスト化されます。

存在チェック

  • 比較元リポジトリのみに存在
  • 比較先リポジトリのみに存在

  • リソース差異チェック

  • ソース更新日
  • ステップ数
  • ビジネスルール
  • コピー句
  • 呼び出しオブジェクト
  • フィールド
  • サブルーティン等




  • ソースコードレベルの違いがある場合はソース比較画面が起動し、一行一行の違いを確認できます。