X-Analysisは、リポジトリの解析対象オブジェクトを更にアプリケーションエリアとして細かくグループ分けすることができます。
グループは更にサブグループ、それ以下の層のグループに分けることも可能です。
例えば、「会計」、「販売管理」等、サブシステムで細かくグルーピングすることで解析内容に業務視点を付加することができます。

特徴

簡便なグループ追加

下記の簡単な操作でリポジトリ配下にアプリケーションエリアを作ることができます。






変化に強いルールベースのオブジェクト追加

アプリケーションエリアへのオブジェクト追加は、オブジェクトの命名規則などルールベースで行うことができます。
一度、命名規則などのルールを作っておけば、そのルールの範疇となる新規オブジェクトが作られた際、リポジトリのリフレッシュ(差分更新)で反映されるため、人手によるメンテナンスが必要ありません。
オブジェクトの削除、名称の更新などにも対応できます。





サブシステム間の関係性と独立性を簡単把握

アプリケーションエリアが複数登録されると、エリア間の関係性が自動的にチャートの形で視覚化されます。(アプリケーションエリアダイアグラム)
例えば、業務サブシステム間のプログラムやファイルの呼び出し関係数を把握できるようになります。
サブシステム間の関係性と独立性を簡単把握





また、昨今クラウドサービスの充実に伴い、サブシステムや対象業務機能単位で部分移行をそれらに行うパターンも増加しています。
只、廉価なクラウドサービスへの移行箇所だけに注視し、移行後の既存システムとのプログラム連携、データ連携に対する予算取り、プラン、開発が十分でなく、思ったような費用対効果が得られないケースも発生しています。
サブシステムの関係性を数値化しておくことで、これらの問題に対し、移行計画段階からプログラム連携、データ連携を鑑みたプロジェクト進行を実施できます。


 
サブシステム内のオブジェクト関係性を瞬時把握

アプリケーションエリア内では、エリアフローダイアグラムという下図の機能が使用できるようになります。
マウスクリックで黄色表示のオブジェクトを切り替えることで、そのオブジェクトと他のオブジェクト群の関係性を迅速に把握することができます。




変更がサブシステム内の影響に留まるか迅速に把握

アプリケーションエリアから起動したデータフローやストラクチャーチャートなど各分析チャートはグループの外と中のオブジェクトを色分けして表示するようになり、例えば業務機能レベルでその構成オブジェクトがその業務サブシステム内のものか、別の業務サブシステムや共通オブジェクトなのか一目で理解できるようになります。



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