X-Analysisは、サブシステム等でグループ化されたプログラムと全プログラムを比較した類似性やプログラムと各サブシステムとの親和性を測ることができます。
(グループ化はアプリケーションエリア機能を使用)

この機能はプログラムの共通化に寄与する基本情報となったり、プログラムの業務システムに対する重要度を測ることに用いられます。

類似性、親和性の判断は、以下の項目で関連性を導いています。

  • コールシークエンスの中で同等のシーケンスレベルでのプログラム同士の依存性(ストラクチャーチャートで表現されるプログラムの呼び出し階層)
  • プログラム同士が使う共通のデータベースファイル
  • ビジネスルールの完全一致
  • ビジネスルールの部分一致



判断の基礎項目に対する基礎数値は下記の通りです。(変更可能)





特徴

プログラムの各サブシステムに対する親和性把握

プログラムとアプリケーションエリアでグループ化された業務サブシステムとの親和性を測ることができます。
プログラムが所属するサブシステム内での重要度や他のサブシステムに対する影響度などをビジュアルに把握することができます。





サブシステム内の各プログラムと全プログラムの類似性把握

アプリケーションエリアでグループ化されたプログラムを軸に全プログラムとの類似性を測ることができます。
このマトリクス表は色の違い(エリアの外か?内か?)よりも数字が重要な意味を持ちます。
数値が高ければ類似性が高いプログラム同士と言え、プログラム統合や共通化項目の抽出による共通部品プログラムやモジュールの抽出できる可能性があります。
この機能で候補を絞り込み、他の機能で具体的な類似箇所を把握するという流れになります。