物理ファイルに何らかの変更をかけるにあたり、まずはオブジェクトレベルで関係のあるものを把握したい場合があります。
物理ファイルに直接関係のあるプログラムや論理ファイルは下図のようにすぐ把握できますが、論理ファイルを介して当該物理ファイルにアクセスしているプログラムやQRYなどは個々に調査をして関連付けるなどの作業が必要になります。
また、オブジェクトレベルの影響分析という意味では、当該物理ファイルにアクセスしているプログラムがキー参照で他の物理ファイルを関連付けている場合も把握しなければなりません。
これはRPG言語で言えば、READE、CHAINされている物理ファイルの抽出を指し、例えば売上ファイルに対する売上明細ファイル(受注番号をキーに結び付き)、従業員マスタと給与ファイル(従業員番号をキーに結び付き)のような関係性です。







X-Analysisでは物理ファイルを中心にデータフローダイアグラムを展開すれば論理ファイルを介してアクセスしているプログラムも網羅できます。







また、データモデルダイアグラムでキー参照関係にある関連物理ファイルを網羅することが可能です。