X-AnalysisのリポジトリをIBM i上に作成するメリット

X-Analysisは、アプリケーションの解析と改善に不可欠なツールです。
そのリポジトリをIBM i上に構築することは、明確な理由があります。
IBM i ではなくWindows等の別プラットフォームにリポジトリを作るツールもありますが、これらの恩恵を受けることができず、リポジトリの最新化も疎かになります。
また通常のRDBMSでは負荷のかかる処理が実行できず機能も限定される傾向にあります。

リポジトリ最新化の迅速性

IBM i上にリポジトリを構築する最大の利点の一つは、解析対象のアプリケーションが稼働しているのと同じ環境にリポジトリが存在することです。
これにより、変更があった際にリポジトリをすぐに最新の状態に保つことができます。
よって、常に最新の情報に基づいた分析が可能となります。

SLSによる高速なデータ処理

IBM iの単一レベル記憶(SLS)は、メモリとディスクを一元管理することで、データアクセスの高速化を実現します。
これは、特にデータベース操作が多いX-Analysisのリポジトリにとって大きなメリットです。
SLSのおかげで、Db2 for iに作られたリポジトリは、複雑なクエリや分析処理を迅速に実行できます。
これにより、エンジニアはより効率的に作業を進めることが可能になります。

結論

IBM i上にX-Analysisのリポジトリを構築することは、多くの利点をもたらします。
リポジトリの最新化が容易になるだけでなく、SLSによる高速なデータ処理が可能となります。

追記:リポジトリだけで留まらないSLSのメリット

X-Analysisはクライアント/サーバー型ツールであり、多くの処理をIBM i に任せていますが、SLSはそれらも支えてくれています。

メインメモリ上にロードされたデータやプログラムコードの共用

メインメモリに一度ロードされたデータやプログラムは、複数のジョブから共用されるため、メモリの必要量を低減できます。

ストレージからのデータ読み出し回数の削減

一度メインメモリにロードされたデータは、他のジョブでも再度の読み出しが不要になるため、ストレージのビジー率を低減できます。

レスポンスの向上

他のユーザーやジョブが既にロードされたデータやプログラムを使用できる場合、ストレージへのI/O時間が短縮され、レスポンスが向上します。