基本情報を得る機能とは?

X-Analysisの基本的な機能で、リポジトリ内のオブジェクトやソースメンバーをリスト形式で画面表示することができまます。
オブジェクト名、ライブラリ名、タイプ、属性、ソースステップ数、更新日、作成日、最終稼働日など基本的なオブジェクトの情報項目がリスト化されます。
また、各項目で表示するオブジェクトを絞り込むこともできます。

特徴

OSコマンド(DSPOBJD)で得られる以上の情報が得られます。
リストはEXCELにエキスポートできるため、これらの項目を使用し、グラフ化やピボットテーブルを通じてリソースの傾向を分析することに活用できます。

特徴その1 ステータス項目

プログラムオブジェクトの呼び出し関係を*A,*B,*C,*Dで分類しています。
*Aはトップ、*Bは中間、Cは末端、Dはスタンドアロンを意味し、トップの数はシステム機能数と考えることもできます。
最終稼働日項目等と組み合わせて、生きている機能かどうか、稼働頻度はどのくらいか?など確かめることができます。
また、トップの数が他のプログラムの数より多い場合は新しいプログラムの開発の際にトップをコピーして手直しをして冗長機能を増やしている傾向にあるなど、システムの複雑性の初歩的な原因特定につながる場合もあります。





特徴その2 機能項目

プログラムオブジェクトをその機能的特徴から分類しています。
ほとんどの機能はアルファベット6文字で表記されており、最初の3文字と残りの3文字で機能を分類しています。
例えば参照画面系プログラムは「DSP・・・」で表され、編集画面系は「EDT・・・」で表されます。
この項目でプログラムリソースの分類毎の本数をすぐ割り出すことができ、さらに稼働しているものに絞り込み、それらのソースステップの分類別合計を取ることなどが容易に実施できます。