X-Analysisはストラクチャーチャートデータフローダイアグラムでプログラムオブジェクトやファイルオブジェクトの関連性を可視化できます。
只、実際にプログラムのソースコードとして、他のプログラムを呼び出していたり、ファイルを更新する記述がされていても、それが条件文などでロジックとして通過しない場合も考えられます。
更にその条件が業務的に既に廃止されているものだったとしたら、二度とそのプログラム呼び出しやファイル更新は実行されませんが、チャートやダイヤグラム上では区別がつきません。
実態上のフローを把握したい。そんなニーズを多くのお客様からお聞きします。

これは、アプリケーションエリアの機能で実現することが可能です。
下記のようにアプリケーションエリアルールの「オブジェクトの使用」を「Last Used」、「使用比較」を「Greater or Equals」、「使用値」を「2021/02/24」に設定するとします。これは、アプリケーションエリアに2021年2月24日以降のオブジェクトをグループ登録することを意味します。
仮に2021年2月23日以前をオブジェクトの稼働・非稼働を判断する境目とした場合、稼働オブジェクトのみの集合体となります。






次にこの稼働オブジェクトのみとなったアプリケーションエリアからストラクチャーチャートやデータフローダイアグラムを参照すると以下のようになります。





青く表示、もしくは囲われたオブジェクトはグループ外の非稼働オブジェクトです。グループ外オブジェクトは非表示にもできますので、稼働オブジェクトのみのチャートとダイアグラムを表示することも可能となります。





以前、公開したアプリケーションエリアの紹介ページでは業務視点でのルールでグループ分けする使い方を記載させていただきましたが、このように様々な応用が可能です。