文字列検索はソースコードの調査において一般的で有効な機能ですが、例えば調査対象が「顧客区分」フィールドに対して、定数(特に1桁の数字や1文字の場合)との比較や代入をしている箇所を特定したい場合、定数を検索対象とするとその定数の数字、文字を含んだすべてのソース行が検索されてしまうため使えません。

よって、顧客区分フィールド名で文字列検索をかけることとなりますが、定数との比較箇所の特定には更なる絞り込みが必要であり、代入関係では別名変数との代入関係を経た定数の調査も必要となります。

X-Analysisでは、これらの解決に以下のアプローチが取れます。

定数(固定値)と比較(条件文)を行っている場合、ビジネスルール機能で既に抽出されているリストを見ることで確認できます。(ビジネスルールの詳細はこちら







定数の代入を確認したい場合は、フィールド及び変数の影響分析機能で特定することができます。
直接的な定数の代入だけでなく、複数の変数を経由した場合も特定でき、これらの変数が複数のプログラムに跨っている場合も抽出できます。