IBM i(AS/400)解析ツールの制限

入力における違い オブジェクトとソース」で、「入力データ」視点において、解析ツールは「オブジェクト情報解析ツール」と「ソースコード解析ツール」のグループに種別化されることを記事にさせていただきました。
IBM i(AS/400)には数多くのオブジェクト種とその定義がありますが、オブジェクト情報解析ツールは、下図のような制限がある場合が多く見受けられます。
同じく、ソースコード解析ツールにも制限があり、こちらは、IBM iが、AS/400だった時代のリソースを中心に解析するため、System/36時代のRPGⅡや、IBM iになって普及が進んでいるフリーフォーマットRPG等の解析ができないなど制限が多くみられます。
これらは資産の網羅性という面だけでなく、今後のIBM iにおけるアーキテクチャの進歩にツールが対応してくれるか購買検討者の不安を生じさせます。






オブジェクトもソースもフルカバーのハイブリッド解析ツール
X-Analysisは、前回の「入力における違い オブジェクトとソース」で記事にさせていただいたオブジェクトもソースも解析できるハイブリッドを実現するだけでなく、オブジェクトおよびソースコードの解析対象も下図のように広範です。
オブジェクトでは、DFUやQRY、MSGF、SQLRPGなども解析対象となります。
ソースコードではRPGⅡ、フリーフォーマットRPG、OCL、SQLなどの解析も可能となっています。
また、双方に関連してトリガーなどもオブジェクト、ソース解析された結果を得られます。
詳細は、「リポジトリについて学ぼう」「QUERYをモダナイズしてみよう」 「 メッセージの体系変更に備えよ」 等の記事に掲載しておりますので、是非ご覧ください。